海外で感じた労働観の違い【働くだけが人生ではありません】

そもそもなぜ働くのか?それは豊かに生きるためです。

日本人はこの辺の感覚が少しマヒしている人が多く、豊かになるための労働で苦しんでいて、最悪、過重労働やストレスなどで亡くなってしまう方もいます。完全に本末転倒です。

僕も会社勤めをしていた頃、働き方に疑問を持ちつつも忙しい日々に追われ、具体的に行動できずにいました。

そんな中、ずっと行きたかった海外旅行に行ったことがきっかけで労働観の違いを感じ、考えるようになりました。

 

この記事では僕が感じた日本と海外の労働観の違いを紹介し、今とは違った思考やメンタリティを知ることで、働き方や生き方が変わるヒントを得ることができます。

 

海外で感じた労働観の違い

特に感じた3点がこちら。

  • 労働は人生を楽しむためのツール
  • お客様は神様ではない
  • 一生懸命やりすぎない

 

 労働は人生を楽しむためのツール

まず海外の人たちは根底に人生を楽しむという考えがあります。それは仕事中も例外ではなく、客観的に見ても楽しそうです。

というのも、どうすれば楽しめるかを考えながら仕事をしたり、選んだりしているからです。

 

昔ヨーロッパを旅行していて、道中でアゼルバイジャン人で税理士をされている方と知り合い、その人が話してくれたことを紹介します。

「僕は旅行が好きで、仕事はあまり好きじゃない。そこそこお給料はある仕事だけど退屈な仕事だ。

だけど人生を豊かにするためには必要な事だ。だったらその仕事を楽しむ努力をすることがプロフェッショナルではないか?」

「そのために独立をした。そうするとお給料は減ったけれど自分の仕事も楽しくなったし、休みもこの通り好きな時にとれるさ!」

と、にんまり話してくれました。

こうしたいつ何時でも「楽しむ」という気持ちを持つことは日本人には足りていないことかもしれません。そもそも仕事を楽しむという概念はあまり無いですよね。

仕事自体を楽しむ、仕事を利用して何かを楽しむ、どんな形でもいいので人生を楽しむという概念は忘れてはいけないと思います。働くために生きている訳では無いのです。

 

 お客様は神様ではない

海外では良くも悪くもお客さんと店員の立場は対等で、それゆえナチュラルに人と人との関わり合いに見えます。

スーパーの店内が混んでいてもお客さんと店員がレジで談笑なんて光景もしょっちゅう見かけます。シンプルな気持ちでお客さんに接しています。

 

逆に日本の接客サービスのレベルはかなり高いと思います。海外に慣れてしまうとちょっと過剰だなと思うくらいです。

接客などでも会社のルールやマニュアルがあって、それを上司に怒られないように実践しているように見えます。働いている人の気持ちや考えは後回しになってしまっている。

本質はお客さんに良いサービスを提供したい、良い仕事をしたいだけなのに、型にはまっているが為に遠回りしている感じです。

 

更にそれゆえ、それが当たり前になっている環境なので他人に同じものを求めてしまいます。それがカスタマーハラスメント(消費者による自己中心的で理不尽な要求)等につながっているのでは無いかなと。

そういった要因で日本人は他人に厳しく、寛容になれないのだと思います。

これには少なからず根拠もあり、アメリカの多国籍企業、環境問題などのデータを調査しているピューリサーチセンターによると先進国47ヵ国の中で、日本は弱者に冷たい国ワースト1位になっています。

世界的に見て他人に寛容さが足りていないのは事実です。

高いレベルのサービスを提供できるものは素晴らしいですが、それを求め過ぎてはいないでしょうか?

 

 一生懸命やりすぎない

彼らはラフいです。いい意味で肩の力が抜けているというか。

そういう力の抜き具合が心の余裕を生んで、仕事を楽しむことにつながっているのでは?と思います。

 

逆に日本人はなんでも一生懸命やることが美徳とされていて、そうする事で仕事も成功してお給料も上がるみたいな。

一昔前まではそうだったかもしれませんが、実際それってしんどくないですか??

100%の力でずーっと走り続けられる人っていませんよね?一生懸命やっている!と思っていてもどこかで必ずパフォーマンスは落ちていますよ。

 

なのでむしろ要点を抑えて、求められている時に結果を出す方が重要だと僕は思います。

昔の風潮に従っていても何の意味もありません。

自分の頭で考えてどういった時にどういう行動をするのかは決めておかなければなりません。ワークマップのようなものです。

そこに自分が楽をできる方法も考えて、もはや組み込んでいく。その方が体の疲れは軽減できるので効率も良くなりますし、より仕事のクオリティも上がります。

 

楽をしたいから、サボりたいから、では無く成功するために休憩ポイントをキチンと作るという感じです。一生懸命やることは良いことですがそれが全て必ずしも正しいわけではありません。

 

働くだけが人生ではありません

「そうは言っても働かないといけないじゃん!」
「生きていくためにはお金が必要でしょ?」

 

正論です。でも逆に言えば何かしらの収入があれば生きていけるという事です。

今の時代はSNSでバズった人がお仕事をもらえたり個人でフリーランスとして働いている人も沢山います。フリーで写真を撮っている人やブログのコンサル、動画編集を個人で請け負って生計を立ている人もいます。

 

ただ、確かにそれらも全ての人が出来る訳ではありません。大事なのは

  • その気になれば出来るという選択肢があることを知る
  • 自分らしく、楽しく生きるためにはどうすればいいかを考える
  • 幅広い視野を持つ

 

選択肢は無限にあります。

どういう風に働きたいか、どう人生を豊かにしていきたいかを考えるべきです。

 

価値観というものは不思議なもので凝り固まってしまいます。

そんな時は全く違う環境にいる人の話を聞く、環境を変える、海外旅行に行くなんてこともおすすめです。嫌でも環境が変わるので今まで感じた事のないインスピレーションを得る事が出来ます。

 

ひとつ例を挙げます。グッと!地球便というTV番組の話です。

日本人女性がタイでゾウ使いとして生きるという回がありました。

彼女は色々な経験を経てゾウと共に生きたいと決意しタイに渡り、現地で知り合った夫と、夫の家族が作ってくれたお手製の家で生活をされていました。

食事などもほぼ自給自足で「お金」というものからもほとんど開放されたような生活を送られていますが、その生活が本当に楽しいと言っていました。

 

大半の人がこういう話を聞くと現実的じゃないと考えると思いますが、一つ言えることはやろうと思えば誰にでも出来る事だという事です。

このように選択肢があるという事を知るだけで思考や感覚は変わりますし、それだけでも今されている事、今就かれている仕事への捉え方が変わります。

 

マザーテレサの言葉で有名な言葉があります。

  • 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
  • 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
  • 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
  • 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
  • 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

 

全ての始まりは思考から始まります。その思考を作るものは、まず知ることだと僕は思います。

幅広い視野、色々な選択肢をもって楽しく、豊かに生きて下さい。

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